出てきた見積りは想定外の価格差が
前回初めてリクシルのショールームへ行きシステムキッチンを見て説明してもらいました。その上でグレード1と3でプランを作り、後日リフォーム会社から正式見積りをもらいました。定価ベースではグレード1と3では10万しか違わなかったのですが、いざ見積りを取ってみると品代が35万も違っていました。聞けば生産量の違いで原価率が違うそうです。出てきた見積りが想定外の価格差だったので、ならば前回ノーマークだったグレード2を見てみようと言う事で、再度リクシルのショールームへ行ってきました。
リクシルのシステムキッチンには
- リシェル(高価格帯)
LIXIL | キッチン | リシェルLIXILの「リシェル」は、触れるたびに心が躍り、使うほどに想いが深まる上質な佇まいと品格を備えたシステムキッチンです。プラン施工イメージやカップボードなどのキッチン収納についてもご紹介しています。 - アレスタ(中価格帯)
LIXIL|お探しのページが見つかりませんでした。 - シエラ (普及品)
LIXIL | キッチン | シエラ住まいと暮らしの総合住生活企業、株式会社LIXILのシステムキッチン シエラのご紹介。
の3種類があります。前回プランを組んだのはリシェルとシエラです。この価格差(定価ベース)は10万位なので、中間のアレスタはこの2つの間ということでパスしました。考えてみればそれは定価ベースでの話であり、卸価格は違いました。まさかリクシルの人が「卸価格はグレードでだいぶ違います」とは言えませんから、仕方ありません。
今回は前回の価格を踏まえて
- リシェルの扉材のランクを下げて価格を下げる
- シエラのオプションを増やす
- 新たにアレスタでプランを組む
この3点を目標に行ってきました。ただ前回ノーマークのアレスタの卸価格がどれくらいなのかわからないので、アレスタの価格を知り、アレスタの特長を知ることが一番の目的です。
新たにアレスタを加えて見積り依頼
やはり前回同様、予約をとれるのが翌週と言われたのですが、前回見積りをもらっていて今回再訪問して新たに見積りをもらいたいという事を告げ、前回の見積書に記載されている物件番号を伝えると、土曜日の10:00に前回の担当者での予約が取れるということでお願いしました。
そして当日。10:00ちょうどにショールームに着きました。朝から来る人が多くてちょっとビックリです。今回は新築する人がショールームに案内されているパターンが多いようで、案内している人がスーツを着て〇〇ハウスと書かれた封筒を持っています。
入り口ではジャンパーを着た人がチラシを準備していましたが、リクシルの人ではないようです。
前回と同じ担当の方なので話も早いです。リシェルとシエラではあまりにも価格差があるので前回ノーマークだったアレスタについて説明してもらいました。機能については理解できたのでシエラと同じオプションで見積もってもらうことにしました。ここで問題になったのは、スライド式の引き出しの底板の材質です。
- リシェル-ステンレス板
- アレスタ-ステンレス板orメラミン板
- シエラ -メラミン板
なのです。妻は傷や汚れがつきにくいステンレス板を希望しているのですが、シエラにはありませんがアレスタにはあるから良かったと思ったのも束の間。なんとアレスタの奥行き60cmのタイプはメラミン板しか無いそうです。どうしてもステンレス板が希望なら奥行を65cmにするか、一番高いリシェルにするしかありません。我が家のスペースを考えると60cmが良いので、とりあえずアレスタはメラミンで組んでもらいました。
別の業者で相見積りをとる
今回組んだ内容を、再び指定のリフォーム会社に送ってもらい正式見積りを貰うのですが、やはり相見積りをとらなければその業者の費用が高いのか安いのか、正当性があるのかわかりません。どこにしようか迷っていると担当者に話したところ、イベントでリフォーム業者が常駐しているので話を聞いてみますか?ということでお願いしました。入り口脇にテーブルを置いて商談スペースが作られており、チラシをもらって話を聞いてみました。そうです。朝、チラシを準備していたおじさんはこの業者の人だったのです。この会社は埼玉県にあるリフォーム会社で、50年近くリフォーム業をしているそうです。
新たに業者を探して見積りを取るのも大変なので、このリフォーム会社に見積りをお願いしてみました。この会社を仮にB社とし、これまで見積りをもらっていたリフォーム会社をA社とします。後ほど担当者から連絡を貰うことになり、家路に着きました。
夕方B社の営業担当者から連絡があり採寸兼ねて現場を見たいので、翌日曜日の18:00頃に来たいと連絡が入りました。5時までリクシルのイベントがあるのでその後に寄るということです。
そういえば前回初めてリクシルのショールームへ行った時も、入り口脇にテーブルがあったように思います。きっと毎週交代でリフォーム会社が常駐しているのだと思います。システムキッチンを見ることにしか興味がなかったので全く気がつきませんでした。
リフォーム業者の決定
そしてA社とB社から見積りが出てきました。今回初めて見積りを出してもらうB社は月曜日に連絡があり、私がいないので火曜日の夕方に来て妻に説明をしてくれることになり、見積りをもらいました。その時に、今使っているキッチンは見た感じ壊れているところもなくまだ交換しなくてもいいんじゃないですか、と言われたらしいのですが、実はシンク下の上部になにやら薄い樹脂のカバーがついているのですが、随分前にそれがパリパリと割れて取れてしまい、シンク下がなにやら排水臭いのです。シンク下のスペースに冷水筒をしまっておき、使う時に取り出すとなんか臭いので洗ってからじゃないと使えないのです。それが長いこと悩みだったので今回システムキッチンを入れ替えることにしたのです。
そんなB社のオススメは中価格帯のアレスタだそうです。機能が充実しており、さらに価格もある程度安くできるのでお買い得とのこと。
工事に関しては、現在5月中旬まで工事が埋まっているのでそれ以降になるけれど、消費増税前にという人が多いので出来れば早めに発注をしてくださいとのことでした。発注をしてから水栓など変更することは可能だそうです。
見積りを見る限りでは、本体の価格はA社より少し安いかなという印象です。取り分の差なのかなと思います。そして工事費用ですが、細かく書いてありましたが、諸経費などはだいぶ安いです。
そしてA社からも見積りが出ました。いつもの通りポストインです。今まで見積りに対する説明も、商品に対する説明もありません。ただ見積書とメーカーが出したA4サイズの仕様書のコピーが入っているだけです。最初の2回はA社からの提案だったのですが、提案してきたシステムキッチンの説明がないのです。仕様書を見ても特長がわかりません。せめてそのカタログぐらいは付けてくれよ、って感じです。以前トイレリフォームした時はとても良かったので今回もお願いするつもりだったのですが。
さて、肝心の見積りですが本体の価格はやはりB社より少し高いです。そして何より工事費などですね。標準工事費も割高ですし、諸経費が全然違います。諸経費はアレスタで10万も違います。結局B社より25万も高くなってしまいました。A社の中価格帯アレスタの値段でB社なら高価格帯のリシェルが手に入ります。やはり相見積りは取らないといけませんね。
そしてすぐにA社に断りの電話を入れ、B社にお願いしました。1点、A社の見積書に記載されていた下地補強工事について、B社には記載がなかったので確認してみました。すると
- 現在、吊戸棚とレンジフードが壁に付いているので基本的に補強の必要はない
- 作業中に補強の必要アリと判断すれば補強するが、価格はパック料金なので追加費用は掛からない
とのことでした。補強する方法も、A社の見積書に書かれていた方法と同じことを言っていました。A社の若い担当者はどうも全てマニュアル通りな感じですが、B社の担当者は実は社長さんで今回最後まで担当してくれますが、やはり現場経験も豊富なせいかこちらの質問にもわかりやすく答えてくれます。
最終仕様確認のため三たびショールームへ
そして妻と協議の末、アレスタを選びました。リシェルは非常に魅力的ですが価格が高いですし、今のシステムキッチンを考えたらそこまでの機能はなくても困りません。ランクを下げてオプションを増やした方が使いやすくなると思います。
アレスタとシエラですが、価格や機能を考えるとシエラでも良いのですが、シエラの場合壁付けタイプは一番下の引き出しがどの扉材を選んでも色がグレーなのです。どんなに高級そうな木目を選んでもベタのグレーなんです。人に見せる物でもないですし気にしなければ良いのですが、どうも気になります。絶対後で後悔するような気がするのです。そこで随分と悩みもう一度アレスタとシエラの仕様を比較してみると、スライド式の引き出しの奥行がアレスタの方が長くシエラの方が短いのです。我が家は奥行60㎝のシステムキッチンを選んでいますから、奥行きの長さは重要です。それを一番の理由にしてアレスタを選びました。
そしてまたリクシルのショールームへ行く予定です。今までは必要な機能を決めるために説明を聞いていましたが、今回は仕様の最終確認が目的です。今回扉やハンドル、ワークトップの人造大理石の色を決め、仕様の最終確認をしてきます。リクシルの担当者も前回行った時に「どれにするか決まったら最終確認に来てください」と言ってましたし、最終確認した仕様をまたリクシルからB社に送ってもらい、最終の見積りをもらい打ち合わせをして契約することになっています。
肝心の工事ですが、B社は工事に3日必要で
- 1日目 既存のキッチンの撤去と下地調整とパネル張り
- 2日目 キッチンの搬入と設置
- 3日目 予備日
というスケジュールだそうです。工事期間は会社を休まなければなりませんから、予定としては木・金・土の3日間が理想です。初日は撤去した後掃除機をかけたりしなければならないかもしれませんから私では無理なので妻に立ち会ってもらい、2日目は私が立ち会う事になります。
さて最終確認に行くのですが、色は「こんな感じでいいんじゃない?」なんてザックリとした感じで考えていたので、最終決定するとなると色を決めるのにすごく迷って悩むんだろうなと思ってます。
コメント