玄関先にフットライトを設置しました

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筋ジストロフィーの症状が進み筋肉量が減り筋力が落ちてくると普通に歩くのにも気を使います。道路の凸凹や小石を踏むとカクッと膝折れして転んでしまいますので、一緒に歩いている妻や周りの人からは「突然視界から消えてびっくりした」とよく言われます。特に夜間は暗くて非常に危険で玄関に入るまで緊張します。そんな訳で門から玄関までの間にフットライトを設置しました。

フットライト

右側がフェンス下部に設置したライトの灯りで左側が車に反射した灯り

危険な夜道

日中でも道を歩くのに常に転ぶリスクが付きまとうのですが、暗くなると道路の路面時状況もわからず転倒する可能性が大幅にアップするので歩くのが怖くなります。そんな中やっと我が家に辿り着きホッとして気が緩むので、実はそのタイミングこそが一番危ないのです。我が家は家の前に車を止めるような構造なのですが隣家との境にフェンスがあり、フェンスと止めた車の間を通って玄関に辿り着きます。ここが暗くて非常に危険です。

私の歩くメカニズム

自分の動作としては足を踏み出し地面につく瞬間に、足を延ばして膝が曲がらないようにロックしてから着地します。ほんの一瞬のことなのですが、地面の凸や小石に乗ったりするとこの動作のタイミングがずれてしまいます。そうなると自分が地面に着くと思っているタイミングより一瞬早く足がついてしまうものですから、膝のロックも出来ていないので膝折れして転んでしまいます。また逆に凹の場合、膝をロックした瞬間にはまだ地面に足がついていません。その次の瞬間に着地の衝撃があるのですが、そのタイミングがずれると膝折れして転んでしまいます。そして転んでしまうと自力ではほぼ立ち上がることが出来ません。

危険な歪んだアスファルトの道路

特にアスファルトは柔らかく熱に弱いので結構歪んでいます。皆さんは気が付かないと思いますが、アスファルトの地面って結構アンジュレーションがあるので私にとってはとても危険な場所なのです。コンクリートは硬いのでまっ平ですから安心して歩くことが出来ますが、アスファルトの上は油断できませんからとても気を使い疲れます。そして体にも力が入るので、足はパンパンになり疲れも半端ないですし酷いときには筋肉に痛みも出ます。明るくてもこんな状態ですから暗くなって足下の路面状況がわからないというのは恐怖以外の何物でもありません。

フェンスにフットライトを設置する

そんな不安やストレスを少しでも解消するために、フェンスの下部にソーラータイプのフットライトを設置し足下を明るくすることにしました。

ソーラーライトがマイブーム

私が選んだのはステンレス製のソーラーフットライトです。同じ時期に我が家の門燈の電灯をLEDに変えてから、光が広がらず家の前の明るい範囲が狭くなったので幾つかソーラーライトを設置していました。そんな理由でソーラーライトは自分の中でちょっとしたマイブームになっていました。ですからすぐにソーラーフットライトが頭の中に浮かび設置することを決めました。

LEDソーラーライトを選択

そして選んだのがこのLEDソーラーライトです。これを選んだ理由は

  • ソーラータイプで電気代がかからない
  • ステンレス製なので雨や日差しで劣化しにくい
  • 薄型で目立たない

ということです。

ソーラーフットライト

ステンレス製なので屋外でも安心して使えるソーラータイプのフットライト

ソーラータイプで電気代がかからない

ソーラータイプの魅力と言うのは、電気代不要でランニングコストがかからないと言う事です。屋外に設置するわけですから電源の確保の必要がありますし、ライトまで電気を送る必要がありますが、ソーラーライトなら充電するだけですから手軽に設置できるのです。

ステンレス製なので雨や日差しで劣化しにくい

本体がプラスチック製ですと雨や日差しで劣化してしまい最悪割れてしまいます。そこから雨水や砂ぼこりが内部に侵入すると故障の原因にもなります。その点ステンレス製ならその心配もありませんし、錆びることも無くいつまでも綺麗な外観を保ってくれます。特にフットライトですから地面に近い高さに設置するので、雨の跳ね返りなどもあるのでなおさら劣化しやすいと思います。

薄型で目立たない

横から見るとよくわかるのですが、薄型ですから邪魔になりませんしステンレスのシルバー色なので目立ちません。黒いプラスチック製は出っ張りますし「ここにつけてますよ!」感が満載で目立ち過ぎます。こういった物は目立たたず何気ないのが一番です。

フットライトを設置する

設置はとても簡単です。

  1. 日光に当てて十分に充電する
  2. ライトのスイッチを入れる
  3. ブロックに着く両面テープで張り付ける

たったこれだけです。

日光に当てて十分に充電する

当然ながら使用する前に充電池を充電します。朝から日向に置いてておけばフル充電されます。

ライトのスイッチを入れる

裏面にスイッチがありますので、ONにします。暗くなると自動で点灯します。しかしフットライトですから人感センサーは付いていませんので、人の気配で急に明るくなることはありません。常夜灯というイメージです。

ブロックに着く両面テープで張り付ける

裏面にブロック塀用の両面テープを貼り、接着する面の砂などをよく落としてから貼り付けます。必ず専用の両面テープを使用してください。多少のクッションがついているので確実に固定できます。

ソーラーフットライトのデメリット

ソーラータイプですから充電が十分に行われないと点灯しません。雨の日が続いたり冬場の太陽が低い状況では十分に充電されませんから途中で消えてしまいます。

設置してみて

十分に充電し設置してみました。明るすぎると遠くからでも目立ちますし人目を引いてしまいますが、自分が思っていた以上に明るいのですが明るすぎることもなくちょうど良い感じです。もちろん足下が明るくなるのでとても安心ですし助かります。そして車で外出して帰ってきて車を降りる時も明るいので安心です。デメリットのところでも書きましたが、数日雨が続いたりすると少し暗くなり、充電が切れると消えてしまいます。冬場も太陽が低いので十分な充電が出来ずに点灯時間が短くなり途中で消えてしまいます。しかしフットライトを設置した目的が、あくまで簡易的に設置出来て私の歩行のアシストになれば良いのです。自分が帰って来た時に明るければ良いのでそれ以降消えても問題ありません。

そんな高価な物でもなく簡単に設置できるような物ですが、十二分に役目を果たしてくれます。私としてはもう大満足ですし設置して良かったと思います。私の場合は障害者として設置する必要性があったのですが、健常者の方でも玄関先の階段や門まわりを明るくするのに良いと思います。エクステリアとしても綺麗ですしおススメです。

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