東電の住宅設備修理サービスでエコキュートの漏水を修理する

11月の初め、エコキュートの貯湯タンクから漏水していました。漏水と言うほどのんびりした感じではなく、お湯が吹き出していたのです。すぐに修理しなければならなかったのですが、すでに設置してから8年が経過しメーカー保証も切れていました。購入当時に入ったワランティサービスの引き受け会社も潰れていました。しかし9月に申し込んだ東京電力エナジーパートナー㈱の住宅設備修理サービスで修理することが出来ました。

東京電力エナジーパートナー㈱の住宅設備修理サービスについてはこちらの記事をご覧ください。

東京電力の住宅設備・家電修理サービスを申し込む
住宅設備・家電修理サービスとは東京電力エナジーパートナー㈱が提供する、月々わずかな金額で各家庭にある住宅設備や家電が壊れた時に修理を受けられる動産保険(商品付帯契約方式)です。 住宅設備や家電品は普通最大でも5年のメーカー保証があります。家...

東電の住宅設備修理サービスを利用する

11月4日(日)の夜、エコキュートのお湯の減りが早くおかしいなと思いました。休日は掃除などでお湯を使ったりしますから、寒さとそのせいだと思っていました。しかし翌朝、妻がモニターパネルを見た時に全く湯量が増えていなかったのですが、出勤前で時間も無くそのままにして出かけました。

エコキュートの貯湯タンクから噴き出るお湯

そして妻が夕方帰宅してモニターパネルを見ても湯量は全く増えていません。さすがにこれはおかしいとダイキンさんに電話し、言われた通り外に出てエコキュートの貯湯タンクを見てみると、なんとお湯がジャージャー噴き出していたのです。そして指示に従い貯湯タンクの電源を切り、ブレーカーを落としました。給水栓を閉めるように言われたのですが、硬くて妻の力では全く動かず給水栓を閉める事が出来ず漏水は止まりません。

ダイキンさんがとりあえず人の手配をすると言う事で妻は一度電話を切り、すぐに私に連絡をくれました。そして東電の住宅設備修理サービスを使ったら良いのではないか、と言う事で妻が東電の住宅設備修理サービスの修理受付センターへ電話を入れようとしたところにダイキンさんから電話があり、これから修理に行くかどうか確認されたのですが、東電の住宅設備修理サービスに入っているのでそちらに電話してみようと思っている事を告げ、待ってもらいました。

TEPCO修理サービス受付センターに電話

そしてすぐにTEPCO修理サービス受付センターに電話をし、事情を説明をしました。しかし夜で人の手配が付くかわからないので、今日は修理に行くことが出来ず最悪明日になるかもしれないと言われたのですが、お湯が止まらず困っていることを伝え、緊急と言う事で手配してくれると言う事で電話を切りました。

すると再度ダイキンさんから電話が入りました。今度は修理部門からの電話です。最初電話した部署から修理部門に連絡をしてくれたので電話をくれたようです。ここでも東電の住宅設備修理サービスの話をして、今東電からの連絡を待っていることを説明してダイキンさんに待ってもらいました。

するとまたダイキンさんから電話が入りました。すると今度は人の手配が付いたがどうするかと言う事でした。話がややこしくなってきたのですが、その、人の手配は東電からの手配なのかと確認すると、これは妻が一番最初に電話を入れたダイキンさんの部署の方が手配してくれていたのです。そしてダイキンさんに「実はあの後TEPCO修理サービス受付センターに電話し、手配してもらうことになっていて、その連絡を待っている」と説明すると、ダイキンさんが「直接東電に連絡しても良いか」ということになり、お願いしました。素人が間に入るよりも状況がわかっているダイキンさんが東電に話をつけてくれた方が早いですし、最終的には東電がダイキンさんに修理依頼をするのでしょうから。

エコキュートの漏水の原因はパイプの劣化

そしてダイキンさんがうまく対処してくれたおかげで修理の人がすぐに来てくれました。そしてエコキュートの貯湯タンクを見てもらうとパイプが劣化しており、そこが破れてお湯が下に流れるだけでなく上にも噴き上げていたのです。もしかするとお湯が基盤やモーターにかかっていてパイプを交換しても動かない可能性もあるが、とりあえず給水栓を閉めてもらい、やっとお湯が止まりました。

部品をこれから手配しても届くのが二日後なので、二日後(水曜)の夕方にまた来てもらうことになりました。それまではお風呂に入ることが出来ませんし、お湯を使う事も出来ません。でも真夏とか真冬でなくて良かったです。それだけは不幸中の幸いです。

今回ダイキンさんが東電に連絡を取ってくれたおかげで東電の住宅設備修理サービスを利用して修理することになったので、出張費はかかりませんでした。もしこれがダイキンさんに直接頼むと出張費として¥12,000かかるのだそうです。その他に部品代などもかかるのですから結構な出費になるところでした。

漏水は直ったが今度はエラーが発生

そして2日後の水曜日。夕方にダイキンさんが部品を持って修理に来てくれました。そして無事動きました。これからタンクの水を湧き上げるのですが、しばらく様子を見て問題もなかったので修理に来てくれた方は帰りました。それから少したってから、なんと150Lまで湧き上げたところでエラーになりました。妻はすぐに工事に来てくれた方に電話し、言われた通りに電源を切ってブレーカーを落としました。でも溜まったお湯は出るそうなのでシャワーは出来そうです。そして明日木曜日にまた修理に来てくれるそうです。

エラーの原因はサーモスタットの故障

そして翌日木曜の夕方、また修理に来てくれました。どうやらサーモスタットが壊れていたらしく、交換してもらい様子を見ましたが問題なさそうです。そして無事にお湯を湧き上げ、翌金曜の朝には給湯タンクのお湯は満タンになっていました。これでやっとお風呂に入ることが出来るのです。ホッとしました。

今度はエコキュートのヒートポンプから漏水

しかしエコキュートの漏水はまだ終わりません。日曜の朝、隣の家の方が朝からピンポンしてきました。何事かと思ったら、またお湯が漏れているとのこと。慌てて見に行くと今度はエコキュートのヒートポンプ(室外機)からお湯がジャージャー出ています。さすがに妻も慣れたもので、すぐに電源を切りブレーカーを落とし、給水栓を閉めました。しかしヒートポンプからの漏水は完全には止まりません。ずっとチョロチョロ出たままです。

ヒートポンプからの漏水

給水栓を閉めてもヒートポンプからチョロチョロと漏れる水

漏水の原因はやはり部品の劣化

すぐにまたTEPCO修理サービス受付センターに電話をし、状況を説明して連絡を待ちます。「休日なので修理に回っている人数も少ないので何時になるかわからないが、わかり次第電話をする」と言うので気長に電話を待つことにしました。

昼頃にやっと連絡が来て、午後3時頃には来てくれることになりました。そして修理に来てくれたのですが、ヒートポンプを開けてみるとホースの付け根部分が劣化していて、そこからお湯が漏れていました。日曜なので部品は翌日月曜手配になるので、また火曜日に修理に来てくれることになりました。今回はお湯は使わない方が良いと言う事になったのですが、幸いにも日曜だったのですぐに妻の実家へ家族でお風呂に入りに行きました。

部品交換で止まった漏水

最初劣化したパイプからお湯が噴出し、パイプを交換したら今度はヒートポンプの劣化した部分からお湯が漏れ出しました。もう設置して8年経ちますからパイプやホースなどは劣化しているのは間違いありません。部品を交換するたびに、次に弱っているところに負担がかかってお湯が漏れているように感じます。と言う事は無限ループ状態で、ずーっとこの繰り返しになるんじゃないかと嫌な予感がします。

そして火曜日に再度修理に来て劣化した部品を交換したことで漏水は止まりました。そして基盤も濡れてしまっているので動かないと思われたのですが無事動きました。これでまたしばらく様子を見ることになります。もう何も起きないことを願うばかりです。

エコキュートは5年経過したら東電の住宅設備修理サービス加入がおススメ

満水になったタンク

漏水がなおり、湧き上げてタンクは満水になりました

そしてそれから3週間以上経ちますが何も問題は起きていません。やっと漏水騒動も終息したようです。正直なところ、ここまで長引くとは思いませんでした。我が家のエコキュートも設置して丸8年経過しているので、ホースなどの部品は確実に劣化していることは間違いありません。いずれまた同じように漏水することも考えられます。やはり屋外に設置するエコキュートですから10年はもたないのかもしれません。

意外と多いエコキュートの漏水

ただ、ネットで調べてみるとエコキュートの漏水は多いようです。しかも8年経たずに漏水している方の多いことに驚きますし、酷い人は5年未満で漏水したとか。でも5年未満ならメーカー保証があるので良いのですが、メーカー保証の5年を経過してすぐだと困りますよね。我が家のはダイキンさんのだから8年もったのかもしれません。全て劣化していて一番弱っているところから漏水するわけですから、そこを直せば次に弱っているところから漏水する可能性があるので、1回では終わらないのかもしれません。

奇跡的なタイミング

結局、こちらから電話して来てもらったのが2回ですから、出張料として@12,000x2=¥24,000はかかっています。さらに作業料と部品代がかかりますから、トータルでは結構な出費になっていたと思います。

そう考えると、ギリギリのタイミングでした。まさに奇跡としか言えません。と言うのもこの東電の住宅設備修理サービスを申し込んだのが9月下旬です。そしてこのサービスが適用になるのは申し込んだ翌々月の1日から、つまり11月1日から補償期間がスタートしました。そして漏水したのが11月5日です。これは奇跡以外の何物でもないですよね。実は4月頃から「このサービスを申し込まなければ」と思いながらも先送りしていて、もし10月に申し込んでいたら今回このサービスは受けられなかったのですから。

今回我が家のエコキュートが漏水したのですが、ネットで調べてみると同じように漏水している方が多く、皆さん10年未満で漏水していました。そう考えるとエコキュートはメーカー保証の5年を過ぎるとパイプやホースが劣化して漏水する確率が高くなるのだと思います。エコキュートを設置してそろそろ5年を経過すると言う皆さん、この東京電力エナジーパートナー㈱の住宅設備修理サービスをお勧めします。

最後に・・・

今回の漏水の修理を依頼する時に、東京電力エナジーパートナー㈱の住宅設備修理サービスに加入したばかりで妻もその事を忘れていてダイキンさんに電話してしまい、途中から東京電力エナジーパートナー㈱の住宅設備修理サービスを利用して修理することに切り替えた訳ですが、ダイキンさんには柔軟に対応して頂き、さらには直接東電に連絡して頂いたおかげでスムーズに進みました。手続きとか手順とか面倒くさいこともあったと思いますが、何より困っている私たちのことを最優先に考えて対応して頂きありがとうございました。

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