寒いオフィスには簡易こたつが一番

暖冬と言われながらも年の瀬が近づくにつれ、冬らしい寒さになってきました。事務所が全館暖房のオフィスビルにあるわけではないので朝はかなり冷えています。特に休み明けの月曜の寒さは耐えられません。しかも私の席はエアコンの吹き出し口の死角にあり、温風が届かないので部屋全体が温まるまでじっと我慢しなければならないのです。

そうは言っても体が年々寒さに弱くなっていて、今年はどうにも寒さに耐えられなくなり自分の机に簡易こたつを作ってしまいました。これが意外と暖かくてぬくぬくしながら仕事をしています。我ながらナイスアイデアと自画自賛です。オフィスで寒さに悩んでいる方は是非、簡易こたつを作ってみてください。

デスクのこたつ

デスクに作った簡易こたつ

どんなに着込んでも寒い物は寒い

筋ジストロフィー患者にとって、寒さと言うのはかなり厳しいものが有ります。ただでさえ筋肉が減っていくので寒さには年々弱くなっていくんですよね。12月中旬での私の格好と言ったら

  • ヒートテックのシャツ
  • ワイシャツ
  • セーター
  • ジャンパー
  • ネックウォーマー
  • ヒートテックタイツ
  • レッグウォーマー
  • 足首ウォーマー
  • フランネルの裏地付きチノパン
  • 厚手の靴下

という信じられないくらいの厚着をしていますが、これでも寒くて耐えられません。
必要であればダウンベストの代わりにウルトラライトダウンを着込むので、上半身の寒さは何とかしのぐことが出来るのですが、下半身の冷えはどうすることも出来ません。下半身が冷えるとそこから体全体が冷えてしまうので危険なのです。

簡易こたつでぬくぬく快適

毎年冬になると足元にセラミックヒーターを置いて寒さをしのいでいたのですが、最近ではヒーターから出る温風が直接当たるところは暖かいのですが、直接当たらないところは冷たいままで辛くなってきました。体全体が冷えてくるようにもなりましたし、下半身が冷えて足に力も入らなくなり転ぶリスクも高くなり危険な状態です。

そこで考えたのがデスクの簡易こたつ化です。手順は

  • 机の足下にセラミックヒーターを置く
  • 暖気が逃げないようにひざ掛けを引き出しに挟んで吊るす

たったこの二つだけです。ま、大したことをする訳ではないのですが、足元にセラミックヒーターを置いて、机の引き出しににひざ掛けを挟んでカーテンのように吊るして暖気を閉じ込めます。そこに足を入れるのでまるでこたつに入っているような状態になるのです。そうは言っても椅子に座っているのですから、隙間から暖気が逃げてそんなに暖かくないのでは?と思ったのですが、暖かい空気は上にたまりますから、下からそんなには逃げないので超暖かいです。

こたつの中はセラミックヒーター

セラミックヒーターを置いてひざ掛けを吊るすだけ

こたつですから、足先だけが暖かいのではなく、下半身全体が暖かくなりとても快適です。「あー寒い寒い」と言いながら仕事をしていたのが嘘のようで、仕事に集中することが出来ます。それどころか体全体が温まりますから、ダウンベストを着なくても大丈夫になりました。しかも普通にひざ掛けをかけていると、席を立つたびにひざ掛けをとらなければならないので面倒ですが、簡易こたつならそんな面倒もありません。

オフィスの寒さに悩んでいる皆さん、簡易こたつを作って寒い冬をしのぎましょう。

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