三ヶ月半ぶりに布団で寝た

左足第3・第4中足骨を2本折ってから、階段を上ることができずリビングのソファで寝ていました。そして足の痛みもだいぶ感じなくなったので約三ヶ月半ぶりに二階に上がり、布団で寝てみたところ、久しぶりに背中が痛くなるほど爆睡してしまいました。

身についたソファで寝る習慣
試しに二階に上がってみる
人間は寝ることで疲労回復することを再認識する
毎日布団で寝るのはまだちょっと先

身についたソファで寝る習慣

もう三ヶ月以上ソファで寝起きしていますので、だいぶソファで寝ることに体が慣れてきました。ソファでは上か左側を向いて寝ていたのですが、自由が利かないので右を向けないのが悩みでした。さらにソファは狭いので夜中に寝返りを打つことができず自分で横を向かなくてはいけないので、体の痛み？で目が覚めてから寝返りをうってからまた寝るという生活でした。

おまけにソファですから寝ているうちに布団が床に落ちてしまって寒さで目が覚めることもしばしばありましたので、寝るときはネックウォーマーをつけ、シャツの上にウルトラライトダウンを着、その上に内側ボアのパーカーを着るという重装備でしたのでとても窮屈でした。しかしその重装備のおかげで風邪をひくこともありませんでした。

ただ、リビングという生活の場にあるソファなので、自分が思ったときに寝ることができず自然と睡眠不足になってしまいましたから、それが一番つらいことでした。主治医からも睡眠不足にならないように言われていましたし、実際睡眠不足になると体がだるくなって力が入らなくなってしまうので、最初のうちはかなり苦労しました。しかし人間の体とはよくできたもので、最終的にはこの睡眠環境に体が慣れ夜中に目は覚めますがその間熟睡することができるようになったので、睡眠不足でも体がだるくなることも少なくなってきていました。

試しに二階に上がってみる

これまで二階に上がることを躊躇していた最大の理由は、骨折部位が痛く力をかける事が出来ないという事でした。筋ジストロフィーを患っているので筋力もなく、健常者の方のようにトントンとリズミカルに階段を上れません。と言うか階段を上ることがでないので、二階に上がる時は階段に手をついて這って上がっていきます。足に体重が乗り切らないと当然膝折れして階段から落下してしまうので反動を付けます。そうすると足には最大級の力がかかるので、当然骨折部位に激痛が走るのです。

日々の生活で歩くときにも痛みをそんなに感じなくなったこともあり、痛くなったとしても休みの間なら問題ないと思い、意を決して二階で寝ることにしました。ただ、唯一の不安は三ヶ月半も階段を上っていなかったので、筋肉が落ちていないかという事でした。しかし会社復帰してから一か月半経ってみると特に筋肉が落ちたという事は感じませんでした。

ただ、筋肉は落ちていなくても三ヶ月半も階段を上っていないと、筋肉が階段を上るという動作を忘れてしまうのです。ですから日常生活で十分に筋肉を動かし日常生活の動きを思い出してくれるまで時間をかけてから二階に上がろうと決めていました。そして十分に機は熟したと思い挑戦することにしました。

ドキドキしながらも階段を上ってみました。すごい緊張しながら全力をかけたので体重が乗り切らずに膝折れすることなく上れましたが、久しぶりのことなので途中から腿や足の付け根が攣りそうになってしまいました。やっぱり筋肉にそれだけの負荷をかけていなかったから筋肉も忘れていたのでしょう。結構ギリギリでしたが何とか上れたのであとは繰り返すことで筋肉がこの動作を思い出してくれると思います。随分と心配していましたが、何とか上れて一安心ですし自信が付きました。

人間は寝ることで疲労回復することを再認識する

そして念願の布団での睡眠です。やっぱり人間は寝るときは布団やベッドで寝るものですね。自由に寝返りを打つ事が出来ますし、着こまなくてよいので体が楽です。そしてなにより夜中に目を覚ますこともなく熟睡できますから、当然翌朝の目覚めも違います。十分に寝たことでスッキリと目が覚めました。翌日は久しぶりに背中が痛くなるくらい寝てしまいました。そしてやっぱり布団の上に敷いた高反発マットレスは快適です。

高反発マットレスならブリヂストン D-Sleepがおススメ

筋ジストロフィーの私は以前から朝、目が覚めると腰が痛かったのですが、最近は筋肉の減少とともに首や肩、背中が痛むようになりました。妻がブリヂストンのD-Sleepで頚椎症の痛みから解放されたので私も使用したところ嘘のように痛みがなくなりました。

今回骨折したことでソファで長い期間寝ていました。私の場合睡眠不足は良くないと言われていたのでこの先体がどうなってしまうのかとても不安でしたが、最終的にはそんな環境でも熟睡することで睡眠時間の不足を補う事ができましたので、改めて人間の体の適応力に驚きました。そして普段は意識することはありませんが、布団で寝るという事は体にストレスがかからずリラックスできるという事なので、体の疲労回復には絶対必要だという事を再認識しました。

毎日布団で寝るのはまだちょっと先

翌朝恐る恐る階段を下りたのですが、やはり骨折部位に痛みが出てしまいました。階段を下りる時は手すりが右側にあるので左足から下りるのですが、骨折部位から足をつくので骨折部位がかなり痛みます。階段を下りてしばらくしてその痛みが消えれば良いのですが、残念ながら痛みは消えることもなく逆に地味に一日中痛みます。そうなるとまだ完全に患部が治癒したわけではないので無理はできません。

そしてできれば毎日二階に上がって布団で寝たいのですが、無理を続けると完全治癒までさらに時間がかかってしまいます。事実、一月の終わりから会社に復帰しているのですが、それ以前とその後で骨の付き方の速度に違いがでて治癒が遅くなっていました。ですからここでまた無理をするとさらに治癒が遅くなってしまうので、平日は今まで通りソファで寝て休日に二階に上がって布団で寝て体の回復に努めようと思います。

いつになったら完全に普通の生活に戻ることができるのでしょうか。