夏の終わりのチョコリスタ

筋ジストロフィーの私は3ヶ月に一度、定期的に病院へ行くようにしているのですが、先週3ヶ月ぶりに病院へ行ってきました。リハビリ科と神経内科を受診しましたが、神経内科では先日の熱中症のめまいの件を念のため主治医に報告しました。その時の細かい状況を聞かれ、

  • 目が覚めて寝返ったらめまいが出た
  • めまいは約30秒でおさまった

ということであれば脳に問題がある訳ではないとのこと。やはり熱中症かと思いながらも少し安心しました。

前回、6月に病院へ行った時のことです。この病院は会計に非常に時間がかかり待たされます。院内に張り出された投書も会計時間に関することが一番人気なのですが、システムを入れ替えてもあまり改善されません。重度の障害がある方などいろいろな福祉制度を利用している方が多いので、簡単に計算というわけにはいかないようです。

タリーズのチョコリスタ

そんな訳で会計待ちの間、することもなくキョロキョロしている時でした。病院内にはTully’s Coffeeがありいつも賑わっているのですが、私は椅子に座ってしまうと立てないので最近は全く利用していませんでした。毎回行くたびに新しいメニューなどが張り出されたりしているので一応チェックだけはしています。そして今回も新しいメニューをチェックしている時でした。手書きのメニューボードに「チョコリスタ」という文字を発見したのです。「ん?チョコリスタって何だ?」。イラストからチョコレート系の飲み物であることはわかったのですが、詳しいことはわかりません。ネットで調べてみるのですがこの病院は電波状況が悪くなかなか答えにたどり着けません。そしてやっとわかったのが夏限定のフローズンタイプのチョコレートドリンクということです。気になって気になって放ってはおけません。一体どんな味なのか試してみなければいけません。

妻が精算している間にこっそり買ってみました。一口、二口飲んでみて「こりゃうまい」。チョコレートシェイクなのですが、どこぞのハンバーガー屋の甘いシェイクとは違い、非常に濃厚なのですが甘さも程々で大人のシェイクという感じで非常に気に入ってしまいました。普段あまりTully’sがあるような場所には出かけないものですから、何とかもう一度チョコリスタを飲みたいと思っていました。

9月に入り病院へ行く日も近くなったのでTully’sのサイトを見てみると、なんとドリンクメニューからチョコリスタが消えていました。夏限定ですから普通に考えても8月いっぱいだろうなとは思っていたのですが、やはり無いとなるとなおさら飲みたくなります。とは言っても終わってしまったので仕方なく他の「キャラメリスタ」で我慢するか、と自分に言い聞かせていました。

そして今回いつものように会計待ちの間、Tully’sを見てみると、チョコリスタの文字がありません。「あるわけないよね」と思いましたが、ちょっと見えにくいところに抹茶リスタのポスターが貼ってあります。もしかしたらとそばに行ってみると…何と前回見たチョコリスタのメニューボードが置いてあります。ということはまだあるに違いありません。会計が終わり妻に「チョコリスタあるみたい」「え?本当?」と話しながらTully’sへ。なんとまだこの店にはチョコリスタがありました。繁華街の店ではどこも終了していますが、店によってはまだやっているところもあるようですが、材料が無くなり次第終了ということなのでしょうね。もちろんチョコリスタのショートを二つ買い、妻と帰りの車の中で味わいました。

ありがたく夏の終わりに今年最後のチョコリスタを堪能することが出来ました。

・食
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