寒さに弱いカラダ

寒さ対策

ここ数日寒さが厳しく感じられます。皆さん風邪などひいてないですか?大丈夫ですか?十分に気をつけてくださいね。さて、私はいつも和室で寝ているのですが、使っている寝具は

  • 下は 敷布団+高反発マット(安いもの)+シーツ
  • 上は 羽毛布団+毛布

今の時期ですと、この組み合わせです。高反発マットはアスリートの方たちが使用している高級品ではありません。皆さんご存知の会社の低価格の物ですが。

寒さで目が覚める

昨夜布団に入ってから今朝起きるまでに何回も目が覚めました。理由は一つ、寒いからです。「羽毛布団に毛布で寒いの?」と思われるでしょう。違うのです。下から冷えてくるのです。敷布団の方から。下からの寒さ対策として、毎年冬はボアシーツにするのですが今年はまだ変えていませんでした。掛け布団に触れている部分はとても暖かいのですが、敷布団の方に触れている部分が寒いのです。しかし、敷布団に触れる部分でも時間が経てば自分の体温で暖かくなります。ではなぜ寒さを感じて目が覚めるのでしょう。筋ジストロフィー患者となってからは、年々寒さに弱くなっています。筋肉の量が減ると言う事はそれだけ基礎代謝も落ちる訳ですから寒い訳です。信じられないほどの寒がりです。

寝返りのタイミング

考えてみたら、どうやら寝返りをうったタイミングで目が覚めていたようです。例えば、上を向いて寝ていたとします。背中の部分は自分の体温で温まっています。右に寝返りをうつとからだの右側が触れる部分の布団は冷たいので目が醒める。「うー寒い」と思いながらもまた眠りにつきます。今度は上向きになるように寝返りを打ちます。当然背中が触れる部分は冷たくなっているのでまた目が覚めます。そして今度は左を向いて、そして上、右とこの繰り返しです。ずーっと朝まで。人間は一晩に何度も寝返りをうちますからね。そのたびという訳でもないと思いますけど。そのせいで朝起きても寝た気がしません。何度目が覚めたのでしょうか?覚えてる限りでも10回近く目が覚めています。ですから今日はだるくて眠くてちょっと危ない感じです。居眠り運転しないように気をつけなければ。そして今晩からボアシーツに変えて寒さ対策を万全にしなければ。

以前はどうだった?

前はどうだったのかちょっと記憶をたどってみました。確かに下からの寒さに悩んでいました。その時はまだ高反発マットを使用していませんでしたので、敷布団からダイレクトに寒さが伝わってきました。ボアシーツに変えてもまだ寒く、ちょうど肩から背中が当たる部分に古いウールのマフラーを敷いたりしていましたっけ。それでも寒い時は上にトレーナーを着て寝ていました。

年々寒さに弱くなる

今は体が硬くなっていて布団に直に寝ると腰が痛くなるので高反発マットを敷いていますから、寒さは少し和らいでボアシーツで凌げています。ですから今晩からボアシーツに変えれば大丈夫だと思います。しかし先ほども書きましたが、筋ジストロフィー患者となってから、体が年々寒さに敏感になっています。なにも寝ている間だけではなく、日中でも非常に寒がりになっています。特に下半身の冷えが半端ないので重装備です。朝の着替えは洋服を着るというより装備を身に着ける、という表現が相応しいと思います。下半身の寒さ対策としての装備を身に着ける順番です。

  1. 暖かいタイツをはく
  2. 厚手の靴下をはく
  3. レッグウォーマーをする
  4. 足首ウォーマーをする
  5. 最後にズボンをはく

暖かいタイツをはく

基本ですね。今は色々な暑さの物が出ていますから寒さに合わせて履き分けます。春や秋は薄手の物を着用し、すごく寒い日は厚手の物を着用します。

厚手の靴下をはく

出来ればウールが良いです。なるべくウールの比率の高い物を選ぶようにしていますがなかなかありませんし、割と高価なのがちょっと…です。

レッグウォーマーをする

私にとってふくらはぎが生命線ですので、絶対に冷やしてはいけません。冷えるとすぐに攣ったりして日常生活に支障をきたします。凄く寒い日にはレッグウォーマーも腿までのびる長い物を着用しています。

足首ウォーマーをする

これ、いいですよ。足首ウォーマーをしているだけでかなり冷えは改善されます。人間は「首」という字が付く部分を冷やしてはいけないのです。そこで血液が冷えて体中が冷えてしまいます。私は足首ウォーマーを外出用と家用の2種類持っていますが、24時間着用しています。余談になりますが、ネックウォーマーも必需品です。

暖かくはないけど寒くはない程度

ここまでの装備をすればすごく暖かそうでしょ?しかし暖かくはありません。寒くはない、という程度です。筋ジストロフィー患者は、とにかく筋肉が冷えきってしまうと動けなくなってしまうので、冷え切らないようにしなければならないのです。電車通勤している時は、この上にオーバーパンツをはいていました。で、この装備を身に着けているにもかかわらず、会社ではひざ掛けを使用し、足元にはセラミックヒーターをつけているのです。それで初めて暖かいと思うのです。どうして年々寒さに弱くなっていくのか。それは筋肉が減って基礎代謝が落ちているからなのか、ただ寒さに敏感になっているからなのかわかりません。主治医にも「同じような病態の人で、寒さを強く感じる人はいる」と言われています。もしかしたらボアシーツに変えても寒さで目が覚めるかもしれません。そん時はまた、次の手を考えましょう。

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