首の筋肉のコリにはネックレスト

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筋ジストロフィーになると、ジワジワと筋肉が減り体を支えることすら大変になってきます。私の場合、首の筋肉も減っていて、頭を支えているだけで肩こりから首の痛み、さらには頭痛へとつながっていきます。何とか首にかかる負担を減らしたい、そんな時に重宝するのがこのネックレストです。

ネックレスト

頭を支える首にかかる負担は想像以上

10連休も最終日となり、家の中の片づけや掃除をした疲れが最後に出てきたようで、朝から体が重く首がこって筋肉に違和感アリアリで頭痛があり、頭をネックレストで支えていないと辛い状態です。ロキソニンを飲んでネックレストを着用してこの記事を書いています。

体調が悪くなってくると椅子に座っているだけでも首の後ろの筋肉がすごく張っていてジリジリとした痛みを感じます。なんとか首を休めないといけないと思うのですが、それには横になるのが一番です。しかし仕事中に横になるわけにもいきませんし、壁にもたれたりすれば少しは楽になるのですがそれでは仕事ができません。首を回したり手で揉んだりしながらなんとか仕事を乗り切りっています。中身がそんなに詰まってないとはいえ、頭を支えている首の筋肉にかかる負担は想像以上なのです。

そんな時は家で風呂に入って温まるとだいぶ楽になるのですが、風呂から出て少し時間が経てばまた元に戻ってしまいます。多少の回復感はありますが、完全にスッキリすることはありません。座っているだけで首が辛くなる訳ですから、そんな時はサッサと寝れば良いのでしょうけど、眠くもないので寝るわけにもいきません。

少しでも首の筋肉の負担を減らすものはないかと探していて、そして見つけたのがこのネックレストです。弾力性のあるポリウレタンでできたネックレストですから、アゴや首が痛くなることもありませんし、巻くだけで首の筋肉にかかる負担を軽減してくれます。

ネックレストで首が楽になる

ネックレストとは簡単に言うと頸椎症になったり、鞭打ち症になった時に首に巻くアレです。アレはただ単に長方形でデザイン性が全くなく見るからに怪我人って感じがするので日常生活でつけたいとは思いません。さらに高さが合わないとアゴが上がった状態になりつけていられないそうです。妻が頸椎症になった時につけていたのですが、高さが合わなくてその日に外していました(笑)。

このネックレストは結構高さがあるのですが、アゴの形に合わせた形状になっているのでアゴが上がってしまうことはなく、つけていても上を向いてしまうような不自然さがありません。ただ首に巻いてアゴを乗せるだけです。後ろでベルトをマジックテープでとめるようになっているので、楽に感じる長さに調整が出来ます。調子の悪い時はこのネックレストを首に巻いていると、首の筋肉にかかる負担も軽減されるので首の痛みも軽減され首がに楽になってきます。

ネックレスト後部

最初、こういった物を身につけてしまうと、その分筋肉を使わないので筋肉が衰えてしまうと考え、なるべく使わないようにしていました。しかし、主治医からは「体に掛かる負担を軽減してくれる物を利用しないで無理をしているど、筋肉に負担がかかり続けいずれ筋肉がなくなってしまう」と言われました。担当の理学療法士さんにも「筋肉に負担がかかりすぎて筋肉が硬くなってしまうと、筋肉の動きが悪くなってしまう」とも言われました。要は一日中つけるのではなく、辛い時や時間限定で使う事で筋肉にかかる負担を軽減すれば良いということです。

首の後ろの筋肉をストレッチなどで回復できれば良いのですが、なんせ少ない筋肉なので起きている間中常に頭を支えているわけですから、首の筋肉にかかる負担は相当なものです。少しくらいストレッチしたところで100%回復させることは無理だと思うので、ストレッチ以外に少しでも首の筋肉にかかる負担を減らすことを考えなければと思い、こういったものを積極的に利用することにしました。

ただ、難点は夏は暑くてつけていられないと言うことです。冷房のよく効いた部屋なら良いのですが、汗ばむようなところでは不快指数120%になります。

そんな訳で、首や肩が凝って困っていると言う方、一度使ってみて下さい。

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