つみたてNISAから一般NISAへ

先日つみたてNISAを始めたという記事を書きました。今回はその内容について書いてみたいと思います。そしてヨースケ家の資産会議の結果、来年つみたてNISAから一般NISAに変更することにしました。

投資のイメージ
ひょんな事から証券投資について興味を持ち、自分の老後や年金についていろいろと調べて自分なりに考えました。

50代も半ばを過ぎて、つみたてNISAを始めました
年末にふとしたきっかけで証券投資について考えたのですが、日本の将来を考えたら経済成長も期待できず年金制度も崩壊しかねかねません。悲惨な老後を迎えないためにも自分の将来は自分で作るべきと考え、始めたのです。

自分の老後は自分で作る

そこで確信したのは自分の老後は自分で作ると言う事です。国の年金制度では生活していくことは出来なくなると言う事です。もちろん自分の預貯金を切り崩しながらなのですが、今までは人生80年として約40年働きその間蓄えた分で残りの20年を過ごしていたのが、これから人生100年になる訳ですから、40年働いて蓄えた分で残り40年過ごさなければいけないわけです。それに確実に減るであろう老齢年金です。支給開始年齢が引き延ばされ、さらには減額されるのです。しかも国民としては景気の回復なんて感じられませんし、給与も上がらないのです。

国は働き方改革を押し出していますが、それによって残業も減っていきます。究極の働き方改革は企業が人を増やすことですが、それをすれば企業の経費は増えますのでますます給与も上がらないでしょう。企業も社員に還元することよりも内部留保することに必死です。それで40年働いて普通に貯蓄して、退職後の残り40年を普通に過ごせると思いますか?。待っているのはのんびりとした老後ではなく、悲惨な老後なのです。

つみたてNISAを始める

そんな事から自分の資産を増やすことを考えました。しかしあくまでも理屈がわかっただけで実際には投資について全く経験がなく、我が家の資産をどうするか妻と話し合うのに何の裏付けもない状態でしたので、まずは出来る範囲で自分でやってみようと思ったのです。それには確実に増やすために長期で複利で運用する投資信託が最適だと思い、つみたてNISAをはじめることにしました。

必要なのはネット銀行の口座開設、証券口座開設です。必要があればクレジットカードを作ります。

楽天銀行に口座をつくる

まずは投資用の銀行口座の開設からです。私の場合、運よく楽天銀行に口座がありました。その昔イーバンクというネット銀行に口座を持っていたのですが、今は楽天銀行になっているのでそのまま使えました。ネット銀行は簡単に口座開設が出来ますし、後々楽天証券口座と連携すれば、楽天銀行の普通預金金利が0.001%から0.1%にアップします。つまり100万円預けて10円だった金利が口座を連携するだけで1,000円になるのです。これだけでも楽天銀行に口座を開くメリットがありますよね。

口座開設の手続き自体は指示に従って入力して行けば数分でおわりますので簡単です。あとは本人確認書類送付だけですが、今は専用アプリから免許証などの写真を撮って送ることが出来るので便利になりました。データで送るのがどうしても不安だと言う方はコピーを取って郵送することもできますので安心です。

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楽天証券に口座を作る

次に証券口座を開設するのですが、ネット証券会社にもいろいろあります。私は楽天銀行に口座があるので迷わず楽天証券を選びました。調べてみましたが、ネット証券会社の中でも2番目の規模ですのでお勧めします。

楽天証券で口座開設するメリットとしては

  • 楽天銀行と連携(マネーブリッジ)すれば楽天銀行の金利が0.1%になる
  • 楽天カードでつみたてNISAを購入すれば1%の楽天スーパーポイントがもらえる
  • 楽天スーパーポイントで投資できる

と言う事です。

口座開設の流れとしては楽天銀行と同様、画面上の案内に従って入力すれば簡単に終わります。手続きはオンラインでも郵送でもできます。

オンラインでの手続きは

  1. 口座開設申し込み
  2. 申し込み完了後「ログイン情報のお知らせ」が書留で送られてくる
  3. 送られてきたID/パスワードでログイン後、初期設定
  4. マイナンバー登録(アプリ又は郵送)

これで口座開設完了です。マネーブリッジを設定して後は証券口座に入金し、取引を始めます。

口座開設する際、総合取引口座とNISA口座を同時に申し込みます。最初に一般口座か特定口座かを選ぶのですがここは特定口座にします。特定口座にも(源泉徴収あり)と(源泉徴収なし)の2種類ありますが、ここは(源泉徴収あり)で良いでしょう。

サラリーマンなど1ヶ所から給与収入を得ていて給与以外の所得が年間20万円以下なら申告しなくても良いのですが、これはあくまでも所得税についてであり、住民税については別途申告しなければいけません。申告する手間を考えたら(源泉徴収あり)を選んでおいた方が良いと思います。

マネーブリッジ

マネーブリッジとは楽天銀行口座と楽天証券口座を連携させることです。この手続きをするだけで楽天銀行の普通預金の金利が0.1%(税引前)になります。他行ではだいたい0.001%ですから、それだけでメリットになりますので待機資金を入れておくだけでも良いと思います。

また、自動入出金(スイープ)と言う自動で楽天銀行口座から楽天証券口座へ資金を移すサービスもあります。これはお好みで設定してください。

楽天カードで1%のポイント

つみたてNISAを買う場合、楽天カード決済にすると1%の楽天スーパーポイントが貰えます。但し月額5万円までと制限がありますが、つみたてNISAは年40万円までですから月約33,333円ですから問題ありません。簡単に言うとつみたてNISAで年間40万円投資すれば、4,000ポイント貰えると言う事です。使わない理由はありませんよね。

投資信託ポイント投資

楽天市場で買い物したりして楽天スーパーポイントを持っている方はそのポイントで投資信託を買うことが出来ます。投資信託の買い付け代金の一部またはすべてに楽天スーパーポイントを使う事が出来ます。

楽天カードをつくる

これは必要があれば作れば良いのですが、上に書いた通り楽天カードで投資信託を買うとポイントが付与されますので使わない手はないと思います。私もそれまでは他のカードをメインにしていたのですが、投資信託を楽天カードで購入するようになってから楽天カードをメインのカードにしています。通常の買い物でも還元率0.5%のカードが多い中、楽天カードは1%ですからそれだけでもメリットがあります。もちろん年会費は無料です。

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投資信託を買ってみる

さあ、すべての準備が整いました。これから投資信託の商品を選び購入します。その前につみたてNISAと言うのは毎年1月~12月の間で毎月積み立てていきます。基本的な積立額を設定し、その他にボーナス月のプラスアルファを設定でき、さらに期間限定で増額することもできます。そうやって年間40万円に設定します。ですのでたとえば年の途中の5月から初めても12月までで40万円投資信託を購入することが出来ます。

そして私が選んだのは

  1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天VTI)
  2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  3. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

この3点です。米国が2点、先進国が1点になります。

楽天証券で手続きをして書類を待っている間に色々な方のブログをみて選びました。その理由としては

  • なんだかんだで世界は米国市場を中心に動いている
  • 先進国や全世界と言っても半分は米国市場が入っている

といった事ですが、なぜか一応米国以外も必要じゃないか?と思い③も買ったのですが、その後色々と見ていくうちに③は必要ないのではないかと思っています。③は日本市場が入っていなかったので購入したのですが、実際米国以外の先進国が足を引っ張っているようなので、だったら米国市場だけで十分じゃないかと思っています。極端な話、米国市場が暴落しても日本を含む他の先進国が良いと言う事はなく、米国コケたら皆コケたになるのですから。もちろん投資に於いて分散投資は基本ですが、私のような金額では分散する意味もありません。私に億単位の資産があるのなら債権など入れて分散しますけど。

③をやめて①②の2本にするか考えたのですが、③は日本で人気もあるようなのでとりあえずこのまま様子をみることにしました。

投資信託は長く保有することが基本です。短期で売買するものではないので日々の上げ下げで一喜一憂してはいけません。特に複利で運用されますから20年を超えると一気に増えていくようですので我慢が必要です。

ここでご紹介した投資信託の銘柄ですが、これは私が投資ブロガーさんのサイトを見て自分で出した結論なので人様にすすめるものではございません。決して参考にしないでくださいね。

ヨースケ家資産会議

そんな訳で証券投資に興味を持ち色々と調べているうちに、将来を考えた場合、今何かしら手を打たなければならないとの思いを強くし、妻と資産会議を開きました。妻も同じように将来に対する不安もあったようで資産を運用していくことで意見が一致しました。少ない資産ですが必要な現金以外を投資に回すことに決め金額を出しました。

一般NISAに変更する

私たちはあと数年で60歳になります。残された時間は少なく、短期間で増やすことも考えなければいけません。最初は自分の勉強の為だったので出来る範囲でつみたてNISAを始めたのですが、我が家の資産運用方針が決まり投資する金額が増えたので方針変更をすることにしました。つみたてNISAは今年いっぱいでお休みして、来年からは一般NISAに変更します。

2014年から始まった一般NISAという制度は5年間の非課税期間があるのですが、購入できるのは2023年までとなります。つまり丸5年の非課税期間を使おうとしたら、2019年のうちに口座開設しなければなりません。しかし私の場合、2019年につみたてNISAを始めてしまったので、今年は一般NISAに変更することが出来ず、2020年から4年間のみ購入することが出来ると言う事になります。ですので今年いっぱいはつみたてNISAを満額やることにしました。そして2023年以降はつみたてNISAのみになるようですので、その時に来年から休むつみたてNISAを再開することにします。妻もNISAを始めることにしましたので、妻は今から口座を開設して一般NISAで5年間購入する予定です。

一般NISAで米国ETFに投資

一般NISAは年間120万円まで投資できます。積立ではないので一発でも良いのですが、ドルコスト平均法にならい回数を分けて投資します。何に投資するのかと言う事ですが、米国市場に投資します。会社勤めしているので常に株価を見たりする時間も無いので個別株など出来ませんから、米国ETFに投資する予定です。米国ETFとは米国の投資信託でで、米国のETFをドルで買うのですから、これは通貨を分散すると言う事にもなります。円だけを持つのではなく、ドルでも資産を持つと言う事です。

ETFでも主に2種類のETFがあります。

  1. キャピタルゲイン狙い
  2. インカムゲイン狙い

という物です。

キャピタルゲイン狙い

キャピタルゲイン狙いと言うのは株価が上がるETFのことです。ですから配当は全て再配当に回されます。米国で伸びている企業は皆このスタイルになります。

私は年齢的に収入がなくなっていくわけですから、①のキャピタルゲイン狙いをした場合、お金が必要になって持っているETFを売りに出した時に、買った時よりも価格が下がっていたら損をしてしまう事になります。やはり長期で持ってこそなので、時間がある若い方でないと難しいと思います。

インカムゲイン狙い

インカムゲイン狙いと言うのは株価の上昇はあまり期待できないが、安定した配当があるというETFです。いわゆる高配当株と言われるもので高配当を出す企業を集めたETFと言う事になります。

株の価値はそんなに上がらないけれども収入が少なくなってくる時期に毎年安定した配当が出ると言うのが魅力です。とは言っても出る配当と言うのも2~3%ですからそれだけで生活していくことは出来ませんが、毎年少しの足しにはなります。配当だけで生活するには億単位の金額が無ければ不可能です。

来たるべき老後に備えて

今後日本の経済が劇的に回復する要因はありません。かつて高度成長期は戦後物がないところから始まっています。どんどんと生活を豊かにする物、自動化する物が開発されてきました。テレビだったり電話だったり洗濯機だったり電子レンジだったり。しかもそういった物を日本国内で生産していたのですから、理想的なサイクルで日本人は豊かになり日本の経済は上がっていったのです。

そして今日本の社会は豊かになり、生活を豊かにする物や自動化するものは出尽くし各家庭に行きわたりました。これから出てくるであろう物は付加価値のついた商品です。付加価値が付くと言う事は安くはないと言う事ですし、その価値を必要と認める人だけが買う物ですから以前のように各家庭が必要とする物ではありませんので国全体に与える影響は大きくないと思います。

さらにかつて日本国内で生産していたものは全て海外で生産されるようになりました。そう、日本に仕事が無いのです。その代わり低価格で買うことが出来るようになりましたが、そういった物がいくら売れたしても一部の企業の業績が上がるだけで、もはや日本の経済を発展させるような産業がなくなったと言っても良いのではないでしょうか。アメリカの企業のように革命的な物やサービスを作り出せる企業もありません。日本人は改良するのは得意ですが、新しい物を作り出す発想力は乏しいと思います。

それでも国は国で何らかの対策を打ち出してくるとは思いますが、国の制度に依存していれば確実にやって来るのは老後破産なのです。ですから国の制度に頼らなくても良いように個人で対策を立てないといけない時代になっているのです。

将来に危機感を抱いた金融庁が、各家庭の預金を市場に流そうとして出したのがつみたてNISAなのです。最初に出した一般NISAはテレビコマーシャルもあり大変ブームになりました。しかし、そのCMにのった人たちが銀行などの金融機関でNISAをはじめようと相談に行き、結局金融機関の高い手数料ののった商品を買い、資産が増えてないと実感している人が多くなりました。それは金融庁が考えていたこととは異なるため、もっと一般の人に投資してもらいたいと考えて出したのがつみたてNISAなのです。特長は金融庁が厳選した投資信託のみです。一番の特長は手数料が無料と言う事です。これはつまり金融機関が販売しても手数料収入が入りませんからもうからないのです。ですから今回のつみたてNISAに関しては金融機関が全くと言っていいほど宣伝していません。言い換えればこれこそが私たちにとって有意義な商品になるのです。ですからこれからの時代は自分で情報を集め、判断し、自分の資産を運用して来たるべき老後に備えなければならないのです。一日でも早く始めることが大事です。

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