駐車場の駐車位置変更

これから冬がやってきます。今年の冬は暖冬なんでしょうか?それとも寒さが厳しいのでしょうか?どちらにせよ雪は降ると思いますし、積もってしまうと駐車場が大変なことになるので、駐車場の駐車位置を変えてもらいました。

最近は夏でも冬でも気候が極端です。夏も冷夏でありながらも異常に暑い日がありますし、冬だって暖冬と言いながらも異常に寒い日があってどかっと雪が降る日もあります。昔みたいに暖冬だから雪が降らない、ということはなくなりました。暖冬だろうが厳冬だろうが雪が降るようになったのです。

筋ジストロフィーである私はもう公共交通機関を利用することが出来ないので、いつも車で通勤しています。もちろん冬を迎えるにあたってタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えます。それは雨の翌朝の通勤途中の橋の上や日陰が凍っていることがあるからなのですが、一番は降雪に備えてです。

車通勤で一番困るのは、途中で雪が降り始め積もってしまうことなんです。そこで動けなくなってしまったら、私はどうすることもできません。普通の道でさえ歩くのが大変な私が、雪が積もって滑る道を歩けるはずがありません。それが一番怖いことなので毎年12月の初めにスタッドレスタイヤに履き替えるのですが、雪が積もることなんて一冬で一回か二回しかありません。雪が積もらなかった年は「何だかな」という気持ちになりますが、雪が積もらなかったからこそ危ない思いをしなくて済んだと感謝しなくてはいけません。スタッドレスタイヤがあるからこそ安心して通勤できると言う事なので、スタッドレスタイヤはお守りみたいなものです。しかし今年1月はまさにそんな危機的状況になり、途中で動けなくなる車が続出したのでスタッドレスタイヤで助かりました。

久しぶりの大雪と通勤
今日は午後から大雪との予報。雪は車通勤の身体障害者にとって厄介者です。念のために早退したのですが…

そして問題は家の近くの駐車場です。駐車場は入り口から見て南側と北側にそれぞれ5台とめられるのですが、私がとめているスペースは駐車場の右手、南側の奥になります。借りた時にそこしか空いてなかったからなのですが、車をとめた後ろには民家があるので冬は太陽も低く陽が当たりません。ですから雪が降って積もってしまうと積もった雪が全く溶けないのです。すると日中気温が上がり夜に下がって凍ってしまうためにツルツルの氷になってしまいます。当然私はそんなところは歩けませんので、車の出し入れは朝も晩も妻にお願いすることになります。一週間もすると絶対に解けるはずがないというくらいの氷になりますから、休日に子供にスコップで割って氷を除去してもらい、それでやっと一人で車の出し入れが出来るようになるのです。

一方、左手の北側はどうかというと、日中陽が当たりますから、みるみる雪は溶けていき一週間もしないうちに雪は跡形もなくなります。それをいつも羨ましく思っていたのですが、ここのところ駐車場の中も空きが出てきたようで、北側にずっと車がとまっていないところがあったのです。さすがにもう誰も借りてないと思い、管理人さんに電話して場所を変えたいと話すと「そこが空いているならいいですよ」と許可をいただきました。

早速11月から新しい場所にとめています。北側の手前の方なので、会社から帰ってきて車を止めてもすぐに道路に出られます。前のところは右奥でしたから、車をとめた後ネックライトをつけて真っ暗な凸凹したところを歩かなければなりませんでした。転ばないように常に細心の注意を払っていたので、今は精神的にかなり楽になりました。

とはいえ私が前にとめていたところは、踏み固められ砂利もなくなり地面も低くなっていたのですが、新しい場所は誰もつかっていなかったせいか、砂利も十分にあり少し地面が高いような感じがします。まずは新しいスペースの地形を体に記憶させないとうっかり転んでしまう可能性があるので、しばらくは集中しないといけません。しかしこれでやっと冬の悩みが一つ減りました。

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